はじめに

暖かくなってくると気になってくるのが「足の爪」。巻き爪の方って、実は意外と多いんです。施術をしていると、痛みがなくても、将来的に巻き爪になりそうな方をかなりの数でお見受けします。ただでさえ、巻き爪は年齢が上がると発生頻度が上昇します。正しい知識を持ち、きちんと予防しましょう。

巻き爪になる原因

巻き爪になる原因には、大きく分けて次のようなものがあります。
- ①生まれつきのもの
- ②加齢によるもの
- ③履いている靴の形が原因のもの
- ④運動、スポーツによるもの
- ⑤ストッキングによるもの
- ⑥爪の切り方が悪いもの

①と②は、なかなか自分では根本的な解決は難しいですが、対処法もあります。以下で、各項目をご説明していきたいと思います。
ちなみに、爪でお医者さんにかかりたいときは皮膚科ですので、お間違いないようにお願いします。また、ネイルサロンでの巻き爪矯正も優秀です。

①生まれつきのもの

これは遺伝によるところが大きいです。爪は、お顔などよりもっと、ご両親の持っている形を受け継ぎやすいように見受けられます。試しに見比べてみてください。

基本的な形はお父様かお母様、どちらかの爪によく似ていると思います。比較的お母様と似た方が多いように見受けられます。ご両親どちらかが巻き爪だと、お子様にも遺伝することがあります。

このように、遺伝に基づく場合、幼少の頃から痛みなどに悩まされるケースが多いです。

また、医療機関でも、手術によって爪を取り去ってしまうケースや、薬での治療、矯正器具を使用しての治療など、様々です。一度手術をしてしまうと、一生その形になってしまうこともあります。信用できる治療法を施してくれる医療機関が見つかるまで、何件か行くことをお勧めします。

頻繁に痛んだり、化膿する場合は、早めに医療機関へ行かれることをお勧めいたします。

②加齢によるもの

爪は、年齢を重ねることによって、厚くなります。厚さが増すと、爪表面までにお肉からの水分が行き渡り辛く、当然柔軟性は失われて硬くなります。
手の爪でも、厚みのある人は硬さもありますよね。
爪は水分が少なくなって、乾燥すると縮む性質があります。爪表面が乾燥して縮むことによって、爪の下層部分の柔らかいところを道連れにして、巻いてしまいます。

また、爪は、体重をかけることによって、下からの圧力で広がります。柔軟性のある爪だと、この微小な爪の動きが、巻き爪になるのを防止していることがあります。しかし、厚さが増して硬くなると、広がりづらくなります。
これが加齢による巻き爪の原因です。

この場合も、頻繁に痛んだり、化膿する場合は、早めに医療機関へ行かれることをお勧めいたします。また、ネイルサロンでの矯正で対処ができる場合もあります。今現在腫れや傷などがない場合は、ネイルサロンへ行かれることも選択肢の一つです。

③履いている靴の形が原因のもの

女性では、先のとがったパンプスや、極度にヒールが高いもの。男性では硬く先のとがった革靴など。外反母趾の原因となるものは、そのまま巻き爪の原因となるものが多いです。

痛みが増してきてしまった場合や、治療、矯正中の際は、シューフィッターさんがいる専門の靴屋さんで靴を選んだり、オーダーするか、サンダルなどなるべく爪に圧のかからないものを選びましょう。

 ④運動、スポーツによるもの

つま先に、圧のかかるスポーツをされている方は要注意です。代表的なものはバレエなどのダンス、急停止などがあるバレーボールやサッカーなどです。本来はお控え頂くのがベストですが、靴の先に入れる緩衝材などが販売されていますから、それらを活用して頂くだけでも効果があります。

⑤ストッキングによるもの

サポート力の強いストッキングなどは、特にお気をつけ下さい。一般的なストッキングでも、長時間の立ち仕事や歩行など、つま先が詰まってきた感覚になっていることはありませんか?

お仕事柄ストッキングが必須な方は、数時間おきにつま先部分を引っ張って、余裕を作ってあげてください。

⑥爪の切り方が悪いもの

足の爪の理想的な長さは、先端のお肉くらいまでの長さです。サイドはスクエアで角を残します。短く切りすぎたり、サイドの部分を切ってしまうと、下からの圧力でお肉が盛り上がってきて、余計食い込む原因になります。
爪には、お肉が盛り上がらないようにするストッパーの役目もありますので、正しい長さを保つようにして下さい。

いかがでしたか?

巻き爪にならない基本は、爪に圧力がかからないことです。なってしまった場合は傷になったり、膿んでしまう前に早めの対処を心がけてくださいね。

傷や膿み、極度な痛みがある場合は、早めに医療機関へ行くようにしてくださいね。